先週末、ベトナム通貨の対ドル9%の切り下げが、かなり現地ベトナム企業にインパクトを与えている。

貿易収支の輸入超過で政府が対ドルレートを一律9%下げたことを背景に、ベトナムドンのインフレ影響で消費者の購買行動を消極化しているようだ。

2/16よりハノイに滞在しているが、経営者と話しをする際、必ずこの問題の話になる。

インフレ率も政府発表(確か13%)よりも体感的にはかなり(30%程度)上がっているように感じる。

例えばローカルの店でランチ(Bun Cha)を食べると、最低でも25,000VNDはかかる。
2008年にローカルでランチをした場合、15,000VNDぐらいだったが、3年間でほぼ倍になった。

ガソリン代も上がり続け、3月には公共料金、特に電気代も値上がりするようで、一般の人たちの消費化している。

面白いところでは、租税徴収の一環で、交通違反の摘発がかなり厳しくなっているようだ。

ある経営者はノイバイ空港に向かう途中、いつもの通り車線変更を頻繁にしていると、急に呼び止められ車線変更違反で400,000VNDを要求された。

経営者は「証拠がない」と反発したのだが、交通公安の言い分が秀逸だった。

「証拠写真を印刷するのに、150,000VNDかかる。写真が届くまで30分かかるがどうする?」

といったらしい。

もちろん空港に行くので急いでいるわけで、車線変更も結構していたため、しょうがなく400,000VNDを支払った。

この交通罰金、30%は公安の売上になるようで、この売上で飲食費等に回している模様。

今後もこのような間接的な貿易赤字解消行動が増えるのかもしれない。