第3回目のベトナム携帯電話市場情報。
ベトナム有力紙「Tuoi Tre」の調査情報を元に、ベトナム携帯電話市場をみてみる。
第3回目は「機種変更の頻度・理由」に関して
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調査対象:ホーチミン市在住の160人
職業構成:ホワイトカラー・40.0%、学生・21.9%、
個人事業者・16.3%、ブルーカラー・12.5%、
自由労働者・8.1%、失業者・1.2%
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出張時にいつも会う度に、携帯電話が変わっている経営者がいる。
彼は果たして異常なのか、それとも・・・。
■機種変更の回数
 65.5%が少なくとも1度の機種変更経験があり、経験者のうち24.5%が1回、多い人で11回も変更。
11回! これは当初から既にナンバーポータビリティー対応(SIMカードさえあればどんな機種でも使える)であるためだと思われる。
日本だと、機種変更してからの期間によって、端末の料金が違ったりするが、期間はあまり関係ないからであろう。
また中古市場も存在しているため、気に入らなければ中古市場に流せることも、機種変更を促す要因になっていると推測できる。
なお、機種変更回数の平均は2.64回。
■機能・デザイン重視_機種変更の理由
変更理由の最多(34.0%)は
「壊れたから」、「新機種の方が、デザインがよく機能的」。
23.6%は使用中の機種が「流行遅れ」であるため、
16.0%は「いろいろな機種を使ってみたい」というもので、
全体で感情的な理由が物理的な理由を上回った。
■50%以上が買い替え予定_機種変更の情報源
 調査対象の約3分の2が日常的に新機種に関する情報を得ており、
75%は情報を新聞・雑誌から得ていた。
この他、友人からが51.8%、テレビからは48.2%。
対象のうち55.0%は新機種を買う予定と答え、
その理由は44.9%が「新しい機能」、32.6%が「新しいデザイン」、「流行」も12.4%いた。
総括すると、やはり流行に敏感な民族であることが実証されている。
携帯電話は、一種のステイタスシンボルになっていると推測される。
高機能、ニューデザインを求める私の会っている経営者は、特に異常なのではなく、
自分を表現する手段として、機種変更を行っているとも取れる。
このあたりが、ベトナムの特異性なのかもしれない。