ここのところ、マーケットとして重点的にWatchしているベトナム携帯電話市場。ベトナム有力紙「Tuoi Tre」の調査情報を元に、
(1)人気ブランド・価格・使用歴
(2)通話回数・通話料・内容
(3)機種変更の頻度・理由
を3回にわたって紹介したいと思う。
なおサンプルは下記のとおり。
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調査対象:ホーチミン市在住の160人
職業構成:ホワイトカラー・40.0%、学生・21.9%、
個人事業者・16.3%、ブルーカラー・12.5%、
自由労働者・8.1%、失業者・1.2%
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■人気ブランド・価格・使用歴
【人気ブランド】
携帯電話端末で使用者が最も多かったのはNokiaで56.3%、それにSamsungが26.3%で続き、残りがMotorola、Sony Ericssonなど。
全世界シェアでは、1位はNokiaで同じだが、2位のMotorolaはベトナムではSamsungに水をあけられている。
男女ともNokiaがトップ(男性:62.3%/女性:51.6%)。
しかし女性では35.2%をSamsungが占めており、健闘している。
【価格】
ベトナム国内の物価を考えると、かなり高いように思える。
最低:50万ドン(約3,620円)
最高:1,400万ドン(約102,300円)
平均:314万9,181ドン(約23,000円)
200万ドン(約125ドル)未満の端末使用者は25.0%、
200万?400万ドン(約125?250ドル)未満は51.9%
400万ドン以上は23.1%
ベトナム人ホワイトカラーの一般的な所得を、200-300USDだと想定すると、約1か月分の給与を携帯電話の購入費用に遣っているとみれる。
【使用暦】
最短1カ月(1人)、最長10年間(1人)、平均25.9カ月。
平均25.9ヶ月というのは、日本でいうと1990年代のマーケットに似ているとも取れる。ドコモ、IDO(懐かしい)、セルラーがしのぎを削っている中、デジタルホン(これ知ってると年がわかる)が参入してきた時のような感じ、つまり、かなり携帯電話市場が活発化している状況だといえるのではないだろうか。
また価格と使用歴には大きな関係があり、高額端末の使用者ほど使用歴が長い。当たり前だが、高額所得者でないと、なかなか端末を買うこともできないからだと容易に想像できる。